京都の建築家プロ集団(大阪・滋賀・奈良・兵庫)のイベント報告

建築家プロ集団 工事進捗状況報告

 
<社横町の家>
設計 エスリンク 中村聡し
日時 平成20年1月11日
所在地 京都市上京区
上京区で社横町の家が着工致しました。建主様のご好意により、工事経過を随時報告させていただくこととなりました。密集した住宅地が建ち並ぶ周辺地域の中でどのような家が建つのでしょう。新たに住宅が建設される様子をアップしていきますので、ぜひご覧下さい。
平成20年1月11日 仕上工事-9
工務店による工事も完成しました。室内は建主様によって和紙貼りが行われ、年末年始でほとんど貼り終えられました。結構大変だったようです。ただその甲斐あって和紙の質感と真壁により柱梁が表れている表情とが非常に趣があります。木製建具や木製の格子、木製玄関ドアなど質感にこだわった家創りとなりました。建主様含め皆で創り上げた家も完成を迎えました。

平成19年12月26日 木工事-8
外部は足場も完全に外れ正面の外観が見えました。建主様と工務店さんが考えて作った思いのこもった住宅が間もなく完成です。一部壁の仕上げは建主様によって和紙を貼られます。一風変わった和紙の貼り方ですので完成時にはまた拝見させていただきたいと思います。
年内に御引き渡しさせていただき、年末年始はご新居で過ごしていただくことになりました。
今年の2月辺りから土地のご購入において検討を行い、その後設計計画を重ね、予定通り年内の御引き渡しが可能となり感無量です。ごゆっくりこれから外溝含めご自身の住まいを作り上げていただければ嬉しいです。

平成19年12月10日 木工事-7
内部の柱や梁に塗装がされました。非常にいい雰囲気が創り出されており、本日打合せのため現場を訪れられた建主様も大喜びでした。特にご主人様のイメージ通りといったところです。内部の下地用の石膏ボードにはパテ処理が施され仕上げの段階に入って参りました。(仕上げは和紙貼りですが、建主様の施工になります。)

平成19年12月1日 木工事-6
内部造作が着々と進行しています。本日は建主様と一緒に現場で塗装の色や建具などについて打合せでした。キッチンも設置が完了していますし、洗面所のカウンターも下地作りに入っています。廊下の天井の葦貼りが非常に印象的です。

平成19年11月19日 木工事-5
外部の壁には下地のサイディングが貼られました。この上に吹き付け仕上げが施されます。
内部は下地の石膏ボードが貼られています。この物件の内部は柱が室内側に表わされる真壁となっており和の空間イメージとなります。エントランスからリビング周辺の壁仕上げは和紙貼りですが、実は建主様による施工となります。御引き渡し後の施工となるので、年末は皆様で塗装したり和紙を貼ったりという作業になりそうですね。
 
平成19年11月8日 木工事-4
階段が設置されました。これで2階への昇降が楽になりましたね。リビング天井には町家に見かけるような梁が掛けられおり、非常に良い雰囲気が出ています。畳スペースも造作され作業も順調に進んでいるようです。

平成19年10月29日 木工事-3
内部は天井のボードを貼るための下地を作っています。そしてボードを貼る前にしっかりと配線配管の工事を行っていますね。勝手口のサッシも入りました。外部は通湿防水シートが壁に貼られ、屋根は仕上げられています。

平成19年10月10日 木工事-2
足場にシートが掛かり工事している雰囲気になってきましたね。外部の建具が取り付けられ始めました。屋根には防水シートが貼られています。まずは外部から先行していきます。

平成19年9月29日 木工事-1
棟上げが終わり本格的に木工事が始まりました。筋かいが各部に設置され、天井には断熱材も施され始めました。

平成19年9月13日 基礎工事-2
鉄筋も組み終わり、型枠を立ててコンクリートを打ち終えました。現在養生中です。
養生が終われば土台をひき、棟上を行います。

平成19年9月4日 基礎工事-1
杭工事の後、基礎工事に入りました。事前に配管設置や防湿シート貼りなどが施されています。今後は鉄筋工事となります。敷地の奥は雑草が覆い茂り、さらに地面が低くなっていましたので前もって土を入れ整地しました。

平成19年8月30日 杭工事
上京区社横町で住宅の工事が始まりました。奥行きやく33mの長細い敷地にどのような住まいが生み出されるのか、じっくりご覧下さい。
先日地鎮祭が終わりまして、本日は杭工事を行っています。地盤調査の結果、表層1.5m〜2.0mまで軟弱地盤というデータが出ましたので、支持地盤まで鋼管杭を打ちこみ、建物を支持します。